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事業計画書の無料テンプレート│エクセルを使った書き方やポイントを解説!

2024.12.27更新

事業計画書は、新しいビジネスを始める際や既存の事業を拡大する際に欠かせない重要なツールです。適切な計画書は、事業の方向性を明確にし、利害関係者との信頼を構築するための基盤となります。 また、融資や投資を受ける際にも事業計 […]

事業計画書は、新しいビジネスを始める際や既存の事業を拡大する際に欠かせない重要なツールです。適切な計画書は、事業の方向性を明確にし、利害関係者との信頼を構築するための基盤となります。

また、融資や投資を受ける際にも事業計画書が必要不可欠です。本記事では、事業計画書について詳しく解説し、無料で利用できるエクセルテンプレートや作成方法、ポイントについて紹介します。

事業計画書とは

事業計画書とは

事業計画書とは、事業の将来的な目標や戦略、具体的な行動計画をまとめた重要な書類です。企業が成長するためには、方向性や戦略を明確にし、組織内外への共有が欠かせません。

たとえば、事業資金を確保する際に金融機関や投資家に提出することで、信頼性を高め、資金調達の成功率が向上します。また、社内では経営陣や従業員にビジョンを示し、全員が一体となって目標達成に向けて取り組む基盤を築くことが可能です。このように、事業計画書は事業運営の羅針盤となり、戦略実行の精度を高める役割を果たします。

事業計画書の無料テンプレート3選!

事業計画書を効率よく作成するためには、無料テンプレートを活用することをおすすめします。特にエクセル形式のテンプレートはカスタマイズがしやすく、必要な情報を整理しながら手早く作成できるため、多くの企業や起業家に選ばれています。

以下では、手軽に利用できる優れた無料テンプレートとして「Microsoft Office」「日本政策金融公庫」「ドリームゲート」の3つを紹介します。これらのテンプレートはそれぞれ特徴が異なり、事業計画の内容や目的に合わせて使い分けることで、より効果的な事業計画書を作成することが可能です。

Microsoft Office

Microsoft Office

出典:Microsoft Office

Microsoft Officeが提供する事業計画書テンプレートは、エクセル形式の中でもシンプルで使いやすいデザインが特徴です。基本的な項目が用意されているため、初めて事業計画書を作成する方でも安心して活用できます

たとえば、最初から用意されており、必要な情報を入力するだけで完成度の高い事業計画書に仕上がります。また、Microsoft公式テンプレートであるため、互換性が高く、Officeユーザーであればすぐに利用できる点も大きな魅力です。

日本政策金融公庫

日本政策金融公庫

出典:日本政策金融公庫

日本政策金融公庫が提供する事業計画書テンプレートは、主に融資申請を目的とした内容が特徴です。具体的な項目として、企業概要、資金計画、返済計画が詳細に設定されており、金融機関が求める情報を網羅的に記載することができます。

たとえば、新規事業の立ち上げに必要な資金調達を行う際、同テンプレートを活用することで、融資担当者が理解しやすい形式にまとめられます。また、日本政策金融公庫が直接提供するため、信頼性が高く、融資申請時にも説得力のある書類を作成できる点が大きなメリットです。

ドリームゲート

ドリームゲート

出典:ドリームゲート

ドリームゲートが提供する事業計画書テンプレートは、起業家向けに特化している点が特徴です。事業のアイデアや将来性を具体的に整理しやすい構成となっており、ビジネスの方向性や戦略をわかりやすくまとめることが可能です。

たとえば、市場分析や競合調査の項目が充実しているため、新規事業やスタートアップ向けの計画書として最適です。さらに、ドリームゲートのテンプレートは事業プレゼンテーションにも活用しやすい設計がされており、投資家やパートナーに事業の魅力を効果的に伝えられます。

事業計画書にテンプレートを利用するメリット

事業計画書の作成は時間と労力がかかる作業ですが、テンプレートを活用することで大幅に効率化できます。テンプレートは必要な項目があらかじめ整理されているため、手間を省きつつ質の高い計画書を作成することが可能です。さらに、融資申請や社内外での共有においてもスムーズな進行を支える重要な役割を果たします。

簡単に作成できる

事業計画書を一から作成するのは手間がかかりますが、テンプレートを使えば効率的に作成できます。特に、初めて事業計画書を作成する場合、どこから手を付ければよいのか迷うことも少なくありません。

しかし、テンプレートには必要な項目があらかじめ用意されているため、情報を入力するだけで体裁の整った計画書が完成します。たとえば、エクセル形式のテンプレートであれば、収支計画や資金調達のシミュレーションも簡単に行えます。このように、テンプレートを使うことで作業時間を短縮し、計画内容の整理にも役立つ点が大きな魅力です。

融資申請に必要な項目が記載できる

融資申請においては、金融機関や投資家が必要とする情報を漏れなく記載することが求められます。テンプレートを利用すれば、融資申請に必要な項目が最初から整理されており、提出書類としての完成度を高めることが可能です。

たとえば、日本政策金融公庫が提供するテンプレートは、企業概要、資金計画、返済計画が細かく設定されているため、融資担当者が内容を理解しやすい構成になっています。また、項目が明確であることで、計画書を作成する側も必要な情報を漏らさずに記載でき、申請の際に慌てる心配もありません。

社内外に事業計画を共有しやすくなる

事業計画書は、社内外に向けてビジネスの方向性や戦略を共有する重要なツールです。テンプレートを活用して作成された計画書は項目が整理されているため、誰が見ても内容を理解しやすくなります。

たとえば、社内では経営陣や従業員に向けてビジョンや目標を共有し、組織全体で戦略を実行するための基盤を作れます。また、外部に向けては、投資家や取引先に自社の強みや将来性を効果的に伝え、信頼関係を築くきっかけにもなります。このように、わかりやすい事業計画書はコミュニケーションツールとしても役立ちます。

事業計画書にエクセルを利用するメリット

事業計画書の作成にはエクセルを利用することで、効率的かつ正確に作成することが可能です。特に数値データの管理や見栄えの調整がしやすく、事業の全体像を整理しやすくなります。特に数値データの管理や見栄えの調整がしやすく、事業の全体像を整理しやすくなります。

計算が安易

エクセルの最大の利点は、計算機能が充実している点です。数式や関数を活用すれば、収支計画や売上予測の数値を自動計算でき、入力ミスの防止にも役立ちます。たとえば、売上や経費の増減率を設定することで、将来の利益見通しを簡単に算出でき、計画書の信頼性が向上します。

印刷の範囲を指定できる

エクセルでは、印刷範囲を自由に指定できるため、必要な部分だけを見やすく出力できます。事業計画書の要点や重要なデータをピンポイントで印刷することで、提出先や社内外の関係者に対して情報を明確に伝えられます。

事業計画書のエクセルの書き方

事業計画書のエクセルの書き方

事業計画書をエクセルで作成する際は、項目ごとに内容を明確に整理することが大切です。エクセルを活用することで、視覚的にわかりやすく数値や計画をまとめることができ、計画の実現性を高められます。以下では、事業計画書に必要な各項目の書き方について解説します。

①企業の概要

企業の概要では、会社名や所在地、設立年、従業員数などの基本情報をまとめます。加えて、経営理念やミッションを記載することで、事業の方向性や信頼性を示せます。例えば「地域社会への貢献を重視し、持続可能な事業を展開する」といった理念を明記すると、関係者への共感を生みやすくなります。

②事業の概要

事業の概要では、自社が展開する事業内容や提供する製品・サービスについて具体的に記載します。どのような価値を提供し、誰をターゲットにしているのかを明確にすることが大切です。たとえば「低価格で高品質なオンライン教育サービスを提供し、学びの機会を広げる」といった内容を示すと、事業の意義が伝わりやすくなります。

③市場環境・競合

市場環境や競合分析は、事業の成功を左右する欠かせない要素です。市場の動向や成長性、競合他社の強み・弱みを具体的にまとめ、差別化のポイントを示します。例えば「市場規模は年率10%成長しており、競合他社は少ないがサービスの独自性が弱い」などと書くと、ビジネスのチャンスが明確になります。

④自社サービス・商品の強み

自社サービスや商品の強みを示すことで、競争優位性を伝えます。特に、技術力や価格競争力、顧客満足度など、他社にはないポイントを強調します。たとえば「最新技術を活用した製品で、競合より30%低コストで提供可能」といった具体的な内容が効果的です。

⑤販売戦略・マーケティング戦略

販売戦略とマーケティング戦略は、ターゲットに商品やサービスをどのように届けるのかを示します。販売チャネルや広告手法、プロモーション内容を具体的に記載しましょう。例えば「SNS広告とメールマーケティングを活用し、認知度向上と顧客獲得を図る」と明記することで、戦略の実行力が伝わります。

⑥資金計画

資金計画では、事業に必要な資金の内訳や調達方法を明確に示します。融資や投資を検討している場合、具体的な金額や資金の使途を記載することが大切です。たとえば「総額1,000万円の資金を設備投資と広告費に充て、売上増加を目指す」と書くと、計画の透明性が高まります。

⑦収支計画

収支計画は、売上や利益、支出などの予測を数値で示す部分です。エクセルの計算機能を活用することで、実現性のある収支バランスをシミュレーションできます。たとえば「1年目は売上2,000万円、経費1,200万円で利益800万円を見込む」など具体的な数値を提示すると、計画の信頼性が向上します。

⑧リスクと対応策

事業を進める上で想定されるリスクと、その対応策について記載します。市場の変化や競合の動向、資金繰りの問題などを挙げ、それに対する対策を示します。例えば「原材料費の高騰に備え、複数の仕入先を確保しリスク分散を図る」と書くことで、計画の堅実性が伝わります。

事業計画書を作成する際のポイント

事業計画書を作成する際のポイント

事業計画書を効果的に作成するためには、具体性や整合性、そして実現性を意識することが大切です。これらの要素を組み込むことで、計画書に説得力を持たせ、関係者からの信頼を得ることができます。以下では、それぞれのポイントについて詳しく説明します。

内容の具体的な根拠を示す

事業計画書は、具体的なデータや事例に基づいて作成することで信頼性が高まります。根拠のない数値や目標では、計画の実現可能性に疑問を持たれる可能性があります。たとえば、売上予測を立てる際には、過去の市場データや類似事業の実績を引用し、「市場規模の拡大率を基に初年度は10%の成長を見込む」と記載すると説得力が増します。

整合性を取る

計画書全体に一貫性を持たせることは不可欠です。矛盾した内容が含まれると、計画書の信頼性が低下し、実行段階で問題が発生します。たとえば、「広告予算を削減」と記載しながら「売上目標を大幅に増加」としている場合は整合性が取れていません。売上目標を達成するための手段と予算が整合性を保つように調整する必要があります。

実現性のある計画を立てる

現実的な視点に基づいた計画を立てることで、計画書の実行可能性が高まります。過度に楽観的な予測や目標は信用を損ねるリスクがあります。たとえば、「初年度は慎重に新規顧客獲得に注力し、売上増加を前年比5%に抑える」といった現実的な目標を設定することで、計画の信頼性が向上します。

まとめ

事業計画書は、事業の方向性を明確にし、資金調達や組織内外の信頼構築に不可欠なツールです。具体性、整合性、実現性を意識することで、計画書の説得力を高められることが分かります。

また、事業計画書の作成に不安がある場合は、ぜひkoujitsuにご相談ください。koujitsuでは、戦略設計からサイト制作、広告運用、SNS支援まで、ビジネスに最適なマーケティングソリューションをワンストップで提供しています。専門チームが最新情報を基に施策を立案し、最速で目標達成へ導きますので、ぜひお気軽にご相談ください。

早坂遊羽

株式会社koujitsu 取締役 COO


京都大学卒業後、大手SIerにてITコンサルタントとして従事。官公庁や大手民間企業のプロジェクトにおいてメンバーとして関わる中で、よりハンズオンの支援に携わりたいと考えるようになる。その後PRコンサルタント、事業会社広報、人材事業立ち上げを経てkoujitsuへ参画。現職ではマーケティング事業部を統括しながら、プレイヤーとしてクライアントのマーケティング戦略企画・実務運用にも携わっている。

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