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【マーケティング戦略のテンプレート】戦略の立て方&注意点とともに徹底解説!

2024.09.14更新

マーケティング戦略とは、ターゲットとなる市場や顧客に対してどうアプローチするかを決めることです。しかし、漠然と理解していても実際に行う内容や戦略の立て方、活用できるテンプレートまでは分からない方も少なくないでしょう。 本 […]

マーケティング戦略とは、ターゲットとなる市場や顧客に対してどうアプローチするかを決めることです。しかし、漠然と理解していても実際に行う内容や戦略の立て方、活用できるテンプレートまでは分からない方も少なくないでしょう。

本記事では、マーケティング戦略のテンプレートや戦略の立て方、注意点やマーケティング用語について解説していますので、ぜひ参考にしてください。

マーケティング戦略について

マーケティング戦略とは、商品やサービスを市場や顧客に対してどうアプローチするかを決めることです。マーケティング戦略では自社について分析し、立ち位置を明確化するだけでなく競合他社を始めとする外部環境についても分析しなければいけません。

自社を取り巻く様々な要因を細かく分析することで、効果的なマーケティング戦略に繋がります。

マーケティング戦略のテンプレート

マーケティング戦略には様々な種類があります。ここでは、よく用いられる以下の4つの分析方法のテンプレートを紹介します。

SWOT分析のテンプレート

SWOT分析とは、自社を取り巻く外部環境と内部環境の両方を分析する方法です。

「強み(Strengths)」「弱み(Weaknesses)」「機会(Opportunities)」「脅威(Threats)」の4つから成り立つフレームワークです。経営戦略やマーケティング戦略の際に活用されます。

(引用:koujitsu オウンドメディア資料)

PREP法のテンプレート

PREP法とは結論から伝えることで、相手に分かりやすく話の要点を伝え、なおかつ興味を持たせる方法です。「Point(結論)」「Reason(理由)」「Example(具体例)」「Point(再結論)」の頭文字から名前が構成されています。報告や相談、プレゼンを行うときや文章を書く際に活用できる方法です。

(引用:Dolly Blog「【無料テンプレート】PREP とは? 意味と活用方法。フレームワークをテンプレート付きで書き方を解説

3C分析のテンプレート

3C分析は自社を取り巻く3つの要因について分析する方法です。「Customer(市場・顧客)」「Competitor(競合)」「 Company(自社)」から成り立つフレームワークです。

分析する事柄が他の方法と比べると少ないため、初めに行う分析方法として最適です。

 

(引用:koujitsu オウンドメディア資料)

4C分析のテンプレート

4C分析とは顧客視点に立ち、4つの要素について分析する方法です。「Customer value(顧客価値)」「Customer Cost(顧客コスト)」「Convenience(利便性)」「Communication(コミュニケーション)」の頭文字から名づけられています。4C分析を行うことで、より顧客のニーズに適した商品やサービスの提供が可能です。

(引用:koujitsu オウンドメディア資料)

マーケティング戦略の立て方

マーケティング戦略は、以下の3つのプロセスを経て立てられます。

  • 環境を分析する
  • ターゲットと目的を決める
  • 提供手段を考える

環境を分析する

マーケティング戦略を行う際、まず初めに環境を分析します。環境の分析とは、自社を取り巻く外部環境と内部環境です。外部環境とは自社の外で起きていることで、政治や経済の動き、技術の発展、法律の変更、社会のトレンドなどが該当します。外部環境を分析することで、自社の立ち位置が分かるだけでなく、自社が外部から受ける影響を把握できるのが特徴です。

内部環境とは、自社の内部の環境のことで、自社の長所や短所だけでなく、働く職員のスキル、リソースや財務状況を細かく分析することで今後の課題が明確になります。はじめに環境分析を徹底することで、その後の戦略の立案と実行がスムーズになります。

ターゲットと目的を決める

環境分析の次は、ターゲットと目標を決めましょう。このプロセスをマーケティング用語ではターゲティングとポジショニングと言います。ターゲティングは自社の長所を発揮できる分野を選定し、より具体的な市場を絞り込むプロセスです。

ポジショニングでは、ターゲティングで絞り込んだ市場での自社の立ち位置を明確にします。顧客に自社の商品やサービスを認識してもらい、購入してもらうためにはポジショニングのプロセスが非常に重要です。また、ポジショニングでは、自社のポジションが競合他社の立ち位置と被らないようにする必要があります。

提供手段を考える

ターゲットと目標が決まったら、提供手段を考えましょう。このプロセスはマーケティング用語でマーケティングミックスと言われ、立てた戦略を実行に移すための施策が講じられます。

マーケティング戦略の注意点

実際にマーケティング戦略を行う際は、3つの注意点があります。マーケティング戦略は、時間もコストもかかるため、慎重に実行しなければなりません。それぞれ、詳しく見てみましょう。

実行自体を目的にしない

マーケティング戦略を行う際、その実行自体が目的にならないように注意しましょう。マーケティング戦略の目的は、「顧客のニーズに応えることで、企業として成功すること」です。

例えば、受験勉強をする際にも勉強すること自体に満足してしまい、志望校に不合格になってしまっては意味がありません。もちろん、計画を立案し実行すること自体は素晴らしいですが、本来の目的を見失わないようにしましょう。そのためにも、戦略を立てる前に目的を明確化し、携わる人の間で共有することが重要です。

予算管理をする

マーケティング戦略が成功するか否かには予算管理も関わるため、予算管理は怠らないようにしましょう。どんなに優れた計画を立てても、予算管理が不十分では途中で資金が不足することや費用対効果が低くなる可能性もあります。

そのため、企業の売上比率や収益比率、前年実績、競合他社の予算を分析して適切な予算管理をしましょう。また、戦略を立てる前だけでなく、その経過でも予算の状況を確認したり調整したりすることもマーケティング戦略を実行するうえで大切なポイントです。

PDCAサイクルを回して実行を続ける

マーケティング戦略を行う上で、PDCAサイクルを回すことは欠かせません。PDCAとは「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Action(改善)」の加空文字で、この4つのサイクルを回すことで物事の継続や改善を図る方法がPDCAサイクルです。

PDCAサイクルを回すことで、失敗や課題をその場しのぎで一時的に対処するのではなく、戦略やプロセス自体を根本から見直せます。そのため、課題の早期発見や解決、迅速な解決、タスクの効率化、長期的な改善が可能です。

このようにPDCAサイクルを確実に回すことが企業の成功に繋がります。マーケティング戦略を行う際は、必ずPDCAサイクルを回しましょう。

マーケティング用語

マーケティングには多くの専門用語があります。ここでは、よく使われる4つのマーケティング用語を説明します。

ペルソナ分析

ペルソナとは商品やサービスを販売する対象となる顧客像のことです。ペルソナを細かく分析することでマーケティング戦略がより具体的なものになります。また、ぺルソナ分析を行うことで顧客に対する自社の理解が深まるため、顧客のニーズに応える商品やサービスを提供することができます。

ペルソナと同じような言葉としてターゲットという言葉がありますが、ペルソナとターゲットは似て非なるものです。

ターゲットは、例えば「30代 男性 既婚 会社員」という形で大まかな属性を絞った顧客像ですが、ペルソナは「38歳 男性 妻と2歳の娘がいる 広告代理店勤務 勤続10年目」という形で、より細かくイメージされた像を意味します。

セグメンテーション

セグメンテーションとは自社の商品やサービスを提供する顧客を具体的なニーズや特性によって分類し整理することです。日本語では「市場細分化」と言われます。

また、セグメンテーションによって分類された集団を「セグメント」と言い、この言葉もマーケティング用語としてよく使われるため覚えておくと良いでしょう。

例えば、ある商品の市場をセグメンテーションし「昔から愛用している層」「昔から知っているが購入に至っていない層」「最近知って愛用し始めた層」「最近知ったが購入には至っていない層」にセグメントするという形で使われます。セグメンテーションは限られたリソースを有効活用する目的で行われます。

ベネフィット

ベネフィットは日本語に直訳すると「利益」という意味ですが、マーケティング用語としてのベネフィットは「顧客が商品やサービスにより得られる利益、プラスの効果、幸せ」を意味します。ベネフィットと混同されやすい言葉にメリットという言葉がありますが、メリットは企業視点での商品の長所や特徴のことです。

例えば、ある化粧品のメリットが「発色が良いこと」や「持ち運びに適していること」であったとして、顧客にとってのメリットは使用することで「顔色が普段より良く見えること」「出先での化粧直しが楽になったこと」などが挙げられます。このように、メリットとベネフィットは混同されやすいですが、異なる言葉です。

ターゲティング

ターゲティングとは、セグメンテーションを行った後に特定のセグメントにアプローチすることです。アプローチするべきセグメントを絞ることで、企業は限られたリソースを有効活用することができます。そのため、マーケティングにおいてターゲティングという言葉はよく使われます。

マーケティング戦略のテンプレートに関するよくある質問

ここからはマーケティング戦略に関して、よくある質問に応えていきます。

マーケティング戦略の構成要素は?

マーケティング戦略の構成要素として4Pや4Cが挙げられます。4Pとは「Product(製品)」「Price(価格)」「Place(流通)」「Promotion(広告宣伝)」のことです。一方で、4Cとは「Customer Value(価値)」「Customer Cost(費用)」「Convenience(利便性)」「Communication(顧客と接点を持つ方法)」になります。

4Pは売り手目線ですが、4Cは顧客目線であることが特徴です。これらの要素を分析することで自社の長所や短所、競合他社との差や潜在リスクなどが明らかになり、マーケティング戦略の立案に繋がります。

マーケティング戦略と経営戦略の違いは何ですか?

マーケティング戦略とは市場や顧客に対してどうアプローチするかを決めることです。言い換えると自社の商品やサービスを売るための戦略です。

一方で経営戦略とは企業全体の方向性を決めるための包括的な戦略で、企業の理念に基づいて長期的な成長と企業の存続を目指すことです。企業全体に関わることであるため、全ての部門、全ての職種に関わります。

このように、マーケティング戦略も企業戦略も、企業を成功に導くための戦略という点では同じですが、具体的な目的や内容は全く異なります。

マーケティング戦略をプロに依頼するのも一つの手

マーケティング戦略とは「誰に対して、何を、どれくらいの価格で、どんな手段で提供するか」を決定することで、企業が長きにわたって存続するために必要です。しかし、マーケティング戦略にあたり、やるべきことは多く内容も簡単ではないため、マーケティング戦略に関する悩みを抱えている企業も多いのではないでしょうか。

「マーケティング戦略に苦戦している」「なかなか売り上げが伸びずに悩んでいる」という企業様はマーケティング戦略をプロに依頼するのも一つの手です。プロに依頼することで、より効果的なマーケティング戦略を行えます。

マーケティング戦略をプロに依頼する際には、ぜひkoujitsuにお任せください。

koujitsuではマーケティング戦略からハンズオンまで責任を持って担当させていただきます。

早坂遊羽

株式会社koujitsu 取締役 COO


京都大学卒業後、大手SIerにてITコンサルタントとして従事。官公庁や大手民間企業のプロジェクトにおいてメンバーとして関わる中で、よりハンズオンの支援に携わりたいと考えるようになる。その後PRコンサルタント、事業会社広報、人材事業立ち上げを経てkoujitsuへ参画。現職ではマーケティング事業部を統括しながら、プレイヤーとしてクライアントのマーケティング戦略企画・実務運用にも携わっている。

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