ソニー株式会社
新規事業「Life Space UX Lab.」の立ち上げ・マーケティング支援
Life Space UXについて
「Life Space UX」は、ソニー株式会社が展開した、空間の持つ価値を変えることをコンセプトとするプロダクト群です。超短焦点プロジェクターをはじめ、住空間そのものの在り方に働きかける製品で構成されています。
テレビや照明といった既存の家電カテゴリーに収まらない、新しい領域への取り組みとして打ち出されました。製品単体の性能ではなく、その製品が置かれた空間がどう変わるかを価値とする考え方が前提にあります。
支援前の課題
新しい概念のプロダクトは、既存のカテゴリーに当てはめて説明できないため、検索されるキーワードが存在しない状態から認知をつくる必要があります。そもそも探されていないものは、検索経由では見つけてもらえません。
また、製品のスペックを説明しても、それが暮らしをどう変えるのかが伝わらなければ関心につながりません。コンセプトの価値を、生活の実感に接続して伝えることが課題でした。
koujitsuのマーケティング支援
koujitsuは、新規事業領域のプロダクトについて、コンテンツとSNSを軸としたマーケティングを支援しました。
訴求軸の設計
製品の機能ではなく、空間と暮らしがどう変わるかを起点に、伝えるべき内容を整理しました。説明の出発点を製品から生活に移すことで、関心を持つ人の範囲を広げています。
コンテンツ企画
想定する生活者の関心に沿ったテーマを設計し、プロダクトに触れる入口をつくりました。製品を探していない人が、別の関心から結果的に製品に出会う流れを組み立てています。
SNSマーケティング
発信するチャネルごとの役割を定め、投稿内容を設計・運用しました。言葉で説明しづらい体験であるため、空間の見え方そのものを伝えられる表現を重視しています。
新規事業領域のマーケティング設計
検索需要が未成熟な段階での認知獲得の方法を設計しました。検索されるのを待つのではなく、関心の近い領域から接点をつくり、需要そのものを育てる考え方です。
支援の考え方
koujitsuは、前例のない商材ほど「比較される土俵」を自分でつくる必要があると考えています。既存カテゴリーの言葉で説明すると、その枠の中で価格や性能を比べられ、本来の価値が伝わらなくなるためです。
生活者がすでに持っている関心や不満から入口を設計し、その延長線上でプロダクトの価値を理解してもらう。この順番で組み立てることが、新しい領域の商材では特に効きます。
- URL
- https://www.sony.jp/msc/enjoy/products/feature/20160121/
- 業界・業種
- メーカー
- ジャンル
- SNSマーケティング / コンテンツマーケティング / 新規事業開発 /
- 担当範囲
- マーケティング