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MAツール導入の失敗パターン10選|原因と防ぎ方、うまくいかないときの立て直し方

MAツール導入の失敗パターン10選|原因と防ぎ方、うまくいかないときの立て直し方

MAツールを入れたのに、気づけばメルマガの一斉配信にしか使っていない。スコアリングを設定したものの、営業からは「点数が高いリードに電話しても温度感が低い」と言われる。MAツールの導入では、こうした「入れたけれど成果につながらない」状態がよく起こります。

多くの場合、原因はツールの性能ではなく、導入前の目的設定やデータの準備、運用する人の体制にあります。この記事では、MAツール導入でよくある失敗を「導入前」「初期設定」「運用開始後」の3つの段階に分けて整理し、それぞれの原因と防ぎ方、すでにうまくいっていない場合の立て直し方までを順に紹介します。失敗の多くは、つまずく段階を知っておけば事前に防げます。

MAツールを入れたものの活用しきれていない、これから導入するので失敗を避けたいという方は、koujitsuにご相談ください。現状を整理し、無理なく回せる運用の形を一緒に考えます。
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MAツール導入が失敗する主な原因は? ツールより前の準備不足 目的・KPIのあいまいさ、データの未整理、営業との定義のずれ、担当者不在など、導入前の準備と体制の不足から失敗が起こりやすい。
MAツール導入の失敗を防ぐには? 導入前に6つのことを決める 目的とKPI、担当と工数、データの整え方、営業への引き渡し条件、配信ルール、最初のシナリオと振り返り日を先に決めておく。
うまくいっていないときの立て直し方は? 棚卸しして小さく再開する 使えている機能とデータを棚卸しし、目的を絞り直してシナリオ1本から再開する。ツールの乗り換えは最後に検討する。

MAツール導入が失敗する主な原因は「ツールより前の準備不足」

MAツール導入が失敗する主な原因は、ツールを入れる前に決めておくべきことが決まっていないことです。MAツールは、見込み顧客の情報や行動を記録し、条件に合わせてメールを送ったり、関心の高い人を営業に知らせたりする仕組みです。ただし、誰に何を届けるのか、どの状態になったら営業に渡すのかといった判断は、ツールが自動で決めてくれるわけではありません。

検索上位の記事を読み比べても、挙げられている失敗の多くは「目的があいまい」「コンテンツが足りない」「営業と連携できていない」「担当者がいない」といった、ツールの外側にある要因です。つまり、どの製品を選ぶかよりも、自社の準備と体制をどう整えるかが結果を左右します。まずは、何をもって失敗とするのか、失敗がどの段階で起こるのかを整理しておきましょう。

MAツール導入の「失敗」とはどんな状態か

MAツール導入の失敗とは、導入時に期待していた役割をツールが果たしていない状態のことです。具体的には、ログインする人がほとんどいない、メールの一斉配信にしか使っていない、スコアリングや通知を設定しても営業が見ていない、商談や受注にどれだけつながったか分からない、といった状態が当てはまります。

注意したいのは、「失敗かどうか」を判断する基準そのものがない会社も少なくないことです。導入前に目指す数値や役割を決めていなければ、うまくいっているのかどうかも判断できません。逆にいえば、何を達成したいのかが決まっていれば、うまくいっていない箇所を見つけて直すこともできます。失敗を避ける第一歩は、成功の基準を先に置くことです。

成果が出るまでの期間も、あらかじめ社内で共有しておきたい点です。商材の検討期間が長いBtoBでは、メールを送り始めてから商談につながるまでに時間がかかることも珍しくありません。期間は商材やリードの数によって変わるため、一律に何か月とは決められません。だからこそ、最終的な受注だけでなく、営業に渡した件数のような途中の指標も置いておくと、早い段階で手応えを確かめられます。

失敗は「導入前・初期設定・運用開始後」の3段階で起こる

MAツール導入の失敗は、導入前、初期設定、運用開始後の3つの段階のどこかで起こります。導入前は、目的やツール選び、担当者の決め方でつまずく段階です。初期設定は、顧客データの取り込みや営業との定義づくり、メール配信の準備でつまずく段階です。運用開始後は、配信の中身やリードの数、振り返りの仕組みでつまずく段階です。

段階ごとに分けて考えると、自社がどこで止まっているのかが見えやすくなります。たとえば、運用開始後に「メールの反応が悪い」と感じていても、本当の原因は初期設定の段階でデータが整っていなかったことにある、ということもあります。次の章から、段階ごとによくある失敗パターンと防ぎ方を見ていきます。

導入前に起こる失敗パターンと防ぎ方

導入前の失敗は、「何のために入れるのか」と「誰が使うのか」が決まらないまま契約してしまうことから起こります。この段階のつまずきは、あとから設定や運用で取り返すのが難しく、影響が長く残りやすいのが特徴です。ここでは代表的な3つのパターンを紹介します。

失敗1:導入の目的とKPIがあいまいなまま始める

最も多いのが、「競合も使っているから」「営業を効率化したいから」といった漠然とした理由で導入してしまうパターンです。目的があいまいだと、どの機能から使えばよいのか、どんなシナリオを作ればよいのかが決まりません。結果として、とりあえずメールを送ってみるところで止まってしまいます。

防ぐには、導入前に「MAツールで解決したい課題」を一つか二つに絞り、それを数値に置き換えておくことです。たとえば「資料請求から商談までの期間を短くしたい」「展示会で集めた名刺のうち、追いかけきれていない人に継続して接点を持ちたい」といった形です。そのうえで、商談化した件数やメール経由の問い合わせ数など、追いかける指標を決めておくと、運用の方向がぶれにくくなります。

失敗2:自社の段階に合わないツールを選ぶ

次に多いのが、自社のリード数や担当者のスキルに対して、機能が多すぎる、または足りないツールを選んでしまうパターンです。機能が豊富なツールほど設計や設定に時間がかかり、使いこなす前に担当者の手が止まってしまうことがあります。反対に、安さだけで選ぶと、営業ツールとの連携など、あとで必要になる機能が使えないこともあります。

ツールを選ぶときは、機能の多さではなく「最初の半年で使う機能は何か」「既存のCRMやSFAとつながるか」「困ったときにどんなサポートを受けられるか」を基準にすると判断しやすくなります。主要なMAツールの特徴や料金の比べ方は、MAツールの比較記事で整理しているので、選定の段階ではあわせて確認してください。

失敗3:運用の担当者と工数を決めていない

MAツールは、入れただけでは動きません。シナリオを作る、メールを書く、結果を見て直すといった作業を誰かが続ける必要があります。担当者が決まっていない、または他の業務との兼任で時間が取れないと、初期設定が終わったところで運用が止まってしまいます。

導入前に、主担当を一人決め、週にどれくらいの時間を割けるかを上司やチームと合意しておきましょう。メール作成やデータ整理などを手分けできる人がいれば、その分担も決めておきます。社内だけでは時間を確保できないと分かっている場合は、最初から外部の支援を組み込んだ計画にしておくほうが、途中で止まるよりも結果的に負担が少なくなります。

目的の整理や担当者の決め方から相談したい方は、koujitsuにお声がけください。MAツールの導入前の設計から、初期設定、運用開始までを一緒に進めます。
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初期設定で起こる失敗パターンと防ぎ方

初期設定の失敗は、データ、営業との約束ごと、メール配信のルールという「土台」の準備不足から起こります。土台が整わないまま自動配信やスコアリングを動かすと、誤った相手に誤った内容が届いたり、営業に質の低いリードが渡ったりしてしまいます。ここでも3つのパターンを見ていきます。

失敗4:顧客データを整理しないまま取り込む

名刺管理ツールや表計算ソフト、過去の問い合わせ履歴などに散らばった顧客データを、重複や表記ゆれを残したまま取り込んでしまうパターンです。同じ人が二重に登録されると同じメールが2通届いたり、会社名の表記がそろっていないと業種や規模での絞り込みができなかったりします。

取り込む前に、重複の削除、会社名や部署名の表記の統一、退職者や連絡先が古いデータの除外を済ませておきましょう。あわせて、業種や役職、問い合わせのきっかけなど、配信先を分けるために使う項目をどう持つかを決めておくと、あとからセグメントを作りやすくなります。CRMとMAで同じ顧客情報を持つ場合は、どちらの情報を正とするかも決めておくと混乱を防げます。

失敗5:営業と「渡すリード」の定義を決めていない

マーケティング担当と営業担当の間で、どんな状態の見込み顧客を営業に渡すのかが決まっていないパターンです。マーケティング側は「資料を3つダウンロードした人は有望」と考えていても、営業側は「決裁権のある人でなければ意味がない」と考えている、といったずれが起こりがちです。このずれがあると、渡したリードが追いかけられず放置されてしまいます。

営業と一緒に、渡す条件、渡し方、渡したあと何日以内に連絡するかを決めておきましょう。条件は最初から完璧である必要はなく、運用しながら見直す前提で構いません。スコアリングを使って渡す条件を決める方法はリードスコアリングの設計方法で解説しています。営業管理の仕組みとMAをつなぐ場合は、SFA導入支援/運用代行サービスのページも参考になります。

失敗6:メール配信のルールと送信設定を確認していない

見落とされやすいのが、メールを送るための法律上のルールと、受信側の送信者要件の確認です。広告や宣伝を目的としたメールは、特定電子メール法により、一定の例外を除いて事前に同意を得た相手にだけ送ることができます。同意を得た記録の保存、送信者の名称や配信停止の受付先の表示、配信停止を求めた人に送らないことも定められています(総務省「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」)。

受信側の要件にも注意が必要です。Googleは2024年2月1日から、個人用のGmailアカウントに送るすべての送信者に、SPFまたはDKIMによる送信ドメインの認証などを求めています。1日に5,000件以上を送る送信者には、SPFとDKIMの両方、DMARCの設定、マーケティングメールのワンクリック登録解除への対応が求められ、迷惑メール率を0.3%未満に保つことも要件とされています(Gmailヘルプ「メール送信者のガイドライン」)。MAツールの導入時には、送信ドメインの設定を情報システム担当や制作会社と一緒に確認しておきましょう。

名刺交換をしただけの相手や、過去に一度問い合わせがあっただけの相手にまとめて配信を始めると、配信停止や迷惑メール報告が増え、届くはずのメールまで届きにくくなるおそれがあります。どのリストに、どんな同意のもとで送るのかを整理してから配信を始めることが、結果的にMAツールを長く使い続けるための近道になります。

運用開始後に起こる失敗パターンと防ぎ方

運用開始後の失敗は、配信の中身、届ける相手の数、振り返りの仕組みのどれかが欠けているときに起こります。設定まではきちんと進んでいても、運用が続かなければ成果は出ません。ここでは運用段階でよく見られる4つのパターンを紹介します。

失敗7:メールの一斉配信だけで終わっている

MAツールを使っているのに、やっていることは以前のメルマガ配信と変わらないというパターンです。全員に同じ内容を同じタイミングで送るだけでは、MAツールを入れた意味が薄れてしまいます。顧客の関心や検討段階に合わせて内容を変えるシナリオや、関心の高い人を営業に知らせる仕組みが使われていない状態です。

いきなり複雑なシナリオを組む必要はありません。たとえば「資料をダウンロードした人に、数日後に関連する事例を送る」といった、きっかけと次の一通がはっきりしたシナリオを1本作るところから始めましょう。リードナーチャリングの手法の全体像はリードナーチャリングの手法をまとめた記事で紹介しています。

失敗8:配信するコンテンツが足りない

シナリオを作っても、届ける記事や資料、事例が足りずに配信が続かないパターンもよくあります。検討の初期段階の人には課題を整理する情報、比較している段階の人には事例や選び方の情報というように、段階ごとに必要な中身は変わります。毎回ゼロからメールを書いていると、担当者の負担が大きくなり、配信の間隔が空いていきます。

導入計画と同時に、コンテンツの計画も立てておきましょう。すでにあるブログ記事、営業資料、セミナーの録画などを棚卸しして、再利用できるものを先に洗い出すと、新しく作る量を減らせます。メールの企画や制作を外部に任せる方法もあり、koujitsuではメルマガ制作代行やホワイトペーパー制作代行のサービスで、配信に使うコンテンツづくりを支援しています。

失敗9:育てるリードの数がそもそも少ない

MAツールは、集まった見込み顧客を育てるための仕組みです。そのため、問い合わせや資料請求などで新しいリードが入ってこない状態では、どれだけシナリオを整えても成果につながりにくくなります。配信先が少なければ、開封やクリックの数も小さくなり、改善のための判断材料も集まりません。

リードが少ないと感じたら、MAツールの設定を見直す前に、リードを集める施策を確認しましょう。ホワイトペーパーやセミナー、Webサイトのフォームなど、新しい接点をつくる入口を整えることが先決です。セミナーを入口にする場合は、ウェビナー運営代行サービスのように、集客から開催後のフォローまでまとめて考えると、MAツールでの育成にもつなげやすくなります。

新しいリードを増やすのと並行して、社内に眠っている連絡先を見直すのも一つの方法です。過去の問い合わせや展示会の名刺、失注した商談の相手などは、すでに接点がある見込み顧客です。ただし、前の章で触れたとおり、広告や宣伝のメールを送るには同意の確認が欠かせません。配信してよい相手かどうかを確かめてからリストに加えることを忘れないようにしましょう。

失敗10:効果を測らず、短期間で判断してしまう

最後は、配信したまま結果を振り返らない、あるいは数か月で「効果がない」と判断してしまうパターンです。MAツールは、配信の結果を見てメールの件名や内容、シナリオの分岐、営業に渡す条件を少しずつ直していくことで成果に近づく仕組みです。振り返りの場がないと、改善が起きず、効果が見えないまま利用が減っていきます。

運用を始める前に、月に一度など振り返りの日程を決めておきましょう。見る数字は、配信数や開封率だけでなく、営業に渡した件数、そのうち商談になった件数まで含めると、MAツールが売上にどう関わっているかが見えてきます。営業の担当者にも参加してもらい、渡したリードの手応えを聞くと、数字だけでは分からない改善点が見つかります。

メールの一斉配信から抜け出せない、シナリオやコンテンツづくりが追いつかないとお困りの方は、koujitsuにご相談ください。シナリオ設計から配信、効果測定と改善まで支援します。
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MAツール導入の失敗を防ぐために事前に決めておく6つのこと

ここまでの失敗パターンを踏まえると、MAツール導入の前に目的とKPI、担当と工数、データの整え方、営業への引き渡し条件、配信ルール、最初のシナリオと振り返り日の6つを決めておくと、多くの失敗を防げます。契約前のチェックとして社内で確認してみてください。

1つ目は目的とKPIです。MAツールで解決したい課題を絞り、商談化件数など追いかける数値を決めます。2つ目は担当と工数です。主担当と、週に確保できる時間、手分けできる作業を決めます。3つ目はデータの整え方です。取り込むデータの範囲、重複や表記ゆれの整理方法、セグメントに使う項目を決めます。

4つ目は営業への引き渡し条件です。どの状態になったら営業に渡すか、渡し方と連絡の期限を営業と合意します。5つ目は配信ルールです。同意を得ているリストの範囲、配信停止の受け付け方、送信ドメインの認証設定を確認します。6つ目は最初のシナリオと振り返り日です。最初に動かすシナリオを1本に絞り、月次などの振り返りの日程を先に押さえておきます。

この6つのうち、特に後回しにされやすいのが、営業との引き渡し条件と振り返りの日程です。どちらもツールの設定画面には出てこないため、導入作業の中で忘れられがちです。導入プロジェクトの最初の打ち合わせで営業の責任者にも参加してもらい、この2つを決めてしまうと、運用開始後のずれを減らせます。

決めた内容は、誰が見ても分かる形で文書に残しておくと安心です。担当者が異動したり、営業の体制が変わったりしたときにも、運用のルールを引き継げます。最初は表計算ソフト1枚にまとめる程度でも十分です。運用しながら見直した点を書き足していけば、自社に合ったMAツールの使い方が少しずつ形になっていきます。

すでにうまくいっていないときの立て直し方

すでにMAツールを導入していて、うまく使えていないと感じている場合は、ツールを乗り換える前に、今の環境を棚卸しして小さく再開することをおすすめします。多くの場合、ツールそのものより、目的や設定、体制のどこかに原因があるからです。ここでは立て直しの進め方を4つのステップで紹介します。

ステップ1:使えている機能とデータを棚卸しする

最初に、今どの機能を使っていて、どの機能を使っていないかを書き出します。登録されているリードの件数と、そのうち配信できる相手の件数、動いているシナリオ、設定したまま使われていないフォームやスコアリングなどを一覧にします。あわせて、契約しているプランの内容と、次の更新時期も確認しておきましょう。

棚卸しをすると、「機能は揃っているのに使っていない」のか、「データが整っておらず使えない」のか、「担当者の時間が足りず手が回らない」のかが見えてきます。先ほど紹介した10の失敗パターンに当てはめてみると、どの段階でつまずいているのかを特定しやすくなります。

ステップ2:目的を一つに絞り直す

棚卸しができたら、MAツールで最初に成果を出したいことを一つに絞り直します。導入時に掲げた目的が多すぎた場合や、あいまいだった場合は、ここで現状に合わせて決め直しましょう。たとえば「休眠している過去の問い合わせ客との接点を取り戻す」「資料請求後のフォローを自動化する」といった、範囲が限られたものが適しています。

目的を絞ると、整えるべきデータや作るべきコンテンツの範囲も小さくなります。すべてを一度に立て直そうとすると、また途中で止まってしまうおそれがあるため、まずは一つの目的で結果を出し、その手応えをもとに範囲を広げていくほうが現実的です。

ステップ3:データを整え、シナリオ1本から再開する

絞った目的に必要な範囲だけ、データの整理と配信の準備をやり直します。重複や古い連絡先を除き、同意の状況を確認したうえで、シナリオを1本だけ動かし、結果を見られる状態をつくることを目指しましょう。営業に渡す条件も、このシナリオに合わせて改めて営業と確認しておきます。

1本目のシナリオが安定して動けば、配信の結果や営業の反応をもとに、2本目、3本目へと広げていけます。小さく始めることで、担当者の負担を抑えながら、社内に「MAツールで成果が出た」という実感をつくれるのも利点です。

ステップ4:ツールの見直しは最後に検討する

ここまで進めても目的に必要な機能が足りない、既存の営業ツールとつながらないといった問題が残る場合に、はじめてツールの乗り換えを検討します。原因が体制やデータにあるまま乗り換えると、新しいツールでも同じ失敗を繰り返すおそれがあります。

乗り換える場合は、データの移行にかかる手間、蓄積した行動履歴やスコアを引き継げるかどうか、旧ツールの契約期間と解約条件を事前に確認しておきましょう。移行の期間中に配信が止まらないよう、新旧のツールを並行して動かす期間を設けるかどうかも、あらかじめ検討しておくと安心です。

今のMAツールの使い方を見直したい、立て直しの進め方を相談したいという方は、koujitsuにお問い合わせください。既存の環境を活かした改善から一緒に進めます。
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社内だけで回らないときは外部の支援を組み合わせる

担当者の時間やノウハウが足りず、社内だけでは運用が回らない場合は、すべてを任せるのではなく、社内で持つ部分と外部に任せる部分を分けて支援を受けるのがおすすめです。MAツールの運用には、戦略や目的の設計、ツールの設定、シナリオやメールの制作、効果測定と改善といった、性質の違う作業が含まれています。

目的の決定や、営業との引き渡し条件の合意、顧客との関係にかかわる判断は、社内で持っておくべき部分です。一方で、ツールの初期設定やシナリオの構築、メールやホワイトペーパーの制作、数値の集計と改善案の作成は、外部に任せやすい作業です。外部に任せる場合も、定期的に結果を共有してもらい、社内にノウハウが残る形にしておくと、将来の内製化にもつなげられます。

外部の支援先を選ぶときは、自社が使っている、または使う予定のツールに対応しているか、どこからどこまでを任せられるか、結果をどのくらいの頻度でどんな形で報告してもらえるかを確認しましょう。設定作業だけでなく、配信の中身づくりや営業との連携まで相談できるかも大切な判断材料です。MAツールの失敗の多くはツールの外側で起こるため、設定だけを任せても、運用の課題が残ってしまうことがあるからです。

koujitsuのMA導入支援/運用代行サービスでは、MA戦略の立案からツールの導入と初期設定、シナリオ設計、リードスコアリング、メールマーケティング、CRMやSFAとの連携、効果測定と改善までを一貫して支援しています。HubSpot、Marketo、Account Engagement(旧Pardot)に対応しており、すでに導入しているMA環境の改善だけを依頼することもできます。

HubSpotを使っている場合はHubSpot導入支援/運用代行サービス、顧客管理とあわせて見直したい場合はCRM導入支援/運用代行サービスのページもご覧ください。MAツールをBtoBマーケティング全体の中でどう位置づけるかから考えたい場合は、BtoBマーケティング代行サービスで、分析から施策設計、ナーチャリング、改善までを支援しています。

まとめ

MAツール導入の失敗は、ツールの性能よりも、導入前の目的設定、初期設定でのデータや営業との定義、運用開始後のコンテンツと振り返りの仕組みといった、ツールの外側の準備不足から起こります。導入前、初期設定、運用開始後の3つの段階に分けて考えると、自社がどこでつまずいているのかを見つけやすくなります。

これから導入する場合は、目的とKPI、担当と工数、データの整え方、営業への引き渡し条件、配信ルール、最初のシナリオと振り返り日の6つを先に決めておきましょう。すでにうまくいっていない場合は、乗り換えを考える前に今の環境を棚卸しし、目的を絞ってシナリオ1本から再開することが立て直しの近道です。

MAツールの導入や運用の見直しを相談したい方は、koujitsuにお問い合わせください。累計1,800社以上の支援実績をもとに、自社に合った運用の形を一緒に考えます。
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