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Salesforce導入支援の依頼先4社を比較|支援範囲の違いと選び方・費用の考え方

Salesforce導入支援の依頼先4社を比較|支援範囲の違いと選び方・費用の考え方

Salesforceを入れることは決まったものの、「設定や移行を自社だけで進められるか不安」「どの会社に導入支援を頼めばいいのか分からない」と迷う方は多いと思います。導入支援と一口に言っても、構築や開発が得意な会社もあれば、入れた後の定着や営業プロセスづくりが得意な会社もあり、頼む先によって進み方がかなり変わります。

この記事では、SFAの導入・運用支援を行う株式会社koujitsuが、Salesforce公式サイトや各社の公式ページで確認できた情報をもとに、導入支援で頼める範囲、依頼先4社(koujitsuを含む)の違い、選び方と費用の考え方を整理します。会社の大きさよりも、自社がどの段階でつまずきそうかに合わせて依頼先を選ぶのが、失敗を減らす近道です。

Salesforceの導入や、入れたものの使われていないSFAの立て直しで迷っていたら、koujitsuに相談してみませんか。営業の進め方とツールの設定をあわせて整理します。
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Salesforce導入支援で頼めることは? 検討・構築・定着の3段階 目的整理や要件定義、初期設定とデータ移行、入力ルールづくりや研修まで。会社によって得意な段階が違う。
依頼先による違いは? 開発力と定着支援の比重が違う SIer系は要件定義や開発・連携に強く、マーケ支援系は営業プロセスやMA連携、定着の運用に強い傾向。4社を同じ項目で比較。
自社に合う依頼先の選び方は? つまずく段階と範囲で選ぶ 頼みたい範囲、対象製品、実績と資格、内製化への姿勢、見積もりの内訳と契約条件を同じ条件で比べる。

Salesforce導入支援で頼めること

Salesforceの導入支援は、導入前の検討、構築とデータ移行、稼働後の定着と運用という3つの段階に分けて考えると整理しやすくなります。すべてをまとめて頼む方法もあれば、構築だけ、定着だけといったように一部の段階を切り出して頼む方法もあります。

Salesforce公式サイトの中小企業向けの導入解説ページでも、導入支援パートナーには要件定義、設計、構築、トレーニングの一部または全工程を委託できると説明されています(Salesforce公式 中小企業向けSalesforce導入の解説ページ)。まずは各段階でどんな作業があるのかを押さえておきましょう。

導入前の検討・要件定義

導入前の段階では、何のためにSalesforceを入れるのかを決め、必要な機能と管理したい情報を整理します。営業の案件管理を見える化したいのか、顧客情報を部門で共有したいのか、マーケティングと営業の連携を強めたいのかで、使う製品も設定の考え方も変わります。

この段階で支援会社に頼めるのは、現状の営業フローの聞き取り、課題の整理、目標とKPIの設定、導入範囲とスケジュールの検討などです。目的があいまいなまま構築に進むと、項目が増えすぎて入力が面倒になり、結局使われないという状態になりやすいため、ここに時間をかける価値は大きいといえます。

初期設定・構築・データ移行

構築の段階では、ユーザーや権限の設定、取引先・商談などの項目設計、商談のフェーズ定義、レポートやダッシュボードの作成を行います。標準機能で足りる部分と、カスタマイズや開発が必要な部分を切り分けることが、費用と期間を左右する大きなポイントです。

Excelや他のツールで管理していた顧客データを移す作業もこの段階に入ります。重複や表記ゆれが多いデータをそのまま入れると、後から検索や集計がうまくいきません。既存システムとの連携や大量のデータ移行がある場合は、技術面の支援が欠かせなくなります。

稼働後の定着・運用改善

Salesforceは、入れた日がゴールではなく、現場が毎日入力し、そのデータで会議や判断ができる状態になって初めて効果が出るツールです。稼働後の段階では、入力ルールの整備、操作マニュアルや研修、ダッシュボードを使った会議の進め方づくりなどを支援してもらえます。

運用を続けるうちに、項目の追加や画面の見直し、レポートの作り替えといった細かな変更も必要になります。社内に管理者がいない場合は、こうした変更を外部に任せる運用代行も選択肢です。SFAとCRMの役割の違いから整理したい方は、CRMとは?SFA・MAとの違いと導入の進め方もあわせてご覧ください。

自社で進めるか、導入支援を頼むかの分かれ目

Salesforceの導入は、必ずしも外部に頼まなければならないものではありません。Salesforce公式の導入解説ページでは、標準機能での小規模な導入なら自社で進めることも可能で、カスタマイズ開発、基幹システムとの連携、大規模なデータ移行を伴う場合はパートナーの支援を勧めるという考え方が示されています。

同じページでは、導入期間の目安として数週間から3か月が一般的とされ、少人数で小さく始める場合はより短く、複数の部門で一斉に始める場合は3か月以上かかるとも説明されています。自社で進めるか頼むかは、導入の規模と、社内に使える時間と人がどれだけあるかで判断するのが現実的です。

自社で進めやすいケース

利用する人数が少なく、標準の項目や画面をほぼそのまま使える場合は、自社で進めやすいケースです。社内に設定を担当できる人がいて、学ぶ時間を確保できることが前提になります。Salesforceには学習サイトのTrailheadがあり、管理者の育成に使えます。

Salesforceの認定資格の一つである認定アドミニストレーターは、Trailheadの説明では、ユーザーがSalesforceを最大限に活用できるよう、関係者と協力して要件の定義やカスタマイズを行う役割とされています(Trailhead 認定アドミニストレーター資格)。社内でこうした役割を担える人を育てるかどうかも、判断材料の一つです。

導入支援を頼んだほうがよいケース

一方で、既存の基幹システムや会計システムとつなぎたい、長年のデータを大量に移したい、部門ごとに異なる業務に合わせて画面や処理を作り込みたいといった場合は、専門の支援を受けたほうが安全です。後から作り直すと、最初から設計するよりも手間と費用がかさみやすいためです。

技術的には難しくなくても、営業現場の合意づくりや入力ルールの統一がうまく進まないという理由で外部の手を借りる企業もあります。社内の人が言うと角が立つ話も、第三者が入ることで進めやすくなる場面は少なくありません。つまずきそうなのが技術なのか、運用なのかを見極めておきましょう。

自社で進めるか外部に頼むか迷っている段階でも大丈夫です。koujitsuでは現在の営業フローとツールの使い方をうかがい、どこから手をつけるとよいかを一緒に整理します。
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Salesforce導入支援の依頼先4社の比較一覧

ここでは、Salesforceの導入支援を公式サイトで案内している4社を、主な強み、対応する段階、向いている企業、料金の公開状況という同じ項目で比べます。4社目のkoujitsuは本記事の運営会社です。第三者による評価ではなく、2026年10月30日時点で各社の公式ページから確認できた情報をもとにした整理として読んでください。

会社 タイプ 主な強み 対応する段階 向いている企業 料金の公開状況
日立ソリューションズ ITサービス企業(SIer) 導入前の検討手法と、標準機能を生かす導入 導入検討、導入、定着、運用・活用 検討段階から計画的に進めたい中堅・大企業 要問い合わせ
キヤノンマーケティングジャパン ITサービス・販売会社 ライセンス販売から構築・保守までの一貫対応 提案、構築、教育、保守・運用、定着 購入から保守まで一つの窓口にまとめたい企業 要問い合わせ
NTTデータ ITサービス企業(SIer) 幅広い製品群と大規模な体制 コンサルティング、導入、定着化 複数製品の組み合わせや大規模な展開を考える企業 要問い合わせ
koujitsu(本記事の運営会社) マーケティング支援会社 営業プロセス整理とSFAの定着、CRM・MA連携 運用設計、初期設定、定着、運用代行 入れたSFAを営業成果につなげたい中小・中堅企業 要問い合わせ

料金の欄は、今回確認した各社の公式ページに支援費用の料金表がなかったため、すべて「要問い合わせ」としています。導入支援の費用は、対象の製品や人数、開発の有無で大きく変わるため、同じ依頼内容で見積もりを取って比べるのが確実です。

表を見ると、システム開発の体制を持つITサービス企業は要件定義から構築、他システムとの連携までを広く扱い、マーケティング支援会社は営業の進め方や入力ルール、MAとの連携など運用面に重心を置いていることが分かります。どちらが優れているというより、自社が必要とする段階に合っているかで選ぶのがポイントです。

Salesforce導入支援4社の特徴

ここからは、一覧で取り上げた4社の特徴を、公式サイトで確認できた範囲で紹介します。各社が得意とする段階と、向いている企業の条件をあわせて確認してください。掲載している画像は、各社の公式サイトに掲載されている紹介画像です。

日立ソリューションズ

日立ソリューションズは、Salesforceのコンサルティングパートナーとして導入支援を行っている会社です。公式サイトでは「220を超える導入実績」を掲載しており、自社でもSalesforceを利用していると紹介しています。導入前の検討段階から計画的に進めたい企業に向いています。

日立ソリューションズ公式サイトに掲載されている紹介画像(og:image)

画像出典:株式会社日立ソリューションズ 公式サイト掲載画像(https://www.hitachi-solutions.co.jp/salesforce/)|取得日:2026-10-30

導入ご検討支援では、目的の明確化から推進体制の整備、適用範囲の設定、現場との合意形成、運用ルールの策定まで、段階を踏んだ進め方が示されています。導入支援では標準機能に業務を合わせる「Fit to Standard」の考え方を掲げ、社内の品質保証チームによる検証も案内しています。

稼働後向けには定着化支援サービスがあり、活用状況を8つの領域で評価して優先度の高いところから手を打つ進め方が紹介されています。なお、このサービスでは開発は行わず、追加開発や運用保守は別途提案という扱いです。

キヤノンマーケティングジャパン

キヤノンマーケティングジャパンは、Salesforceのライセンス販売に加えて、導入、定着化、保守までを支援している会社です。公式サイトでは2008年の取り扱い開始以来、大企業から中小企業まで200社を超える導入実績があると紹介しています。購入から構築、保守までの窓口を一つにまとめたい企業に向いています。

キヤノンマーケティングジャパン公式サイトに掲載されている紹介画像(og:image)

画像出典:キヤノンマーケティングジャパン株式会社 公式サイト掲載画像(https://canon.jp/business/solution/salesforce)|取得日:2026-10-30

提案の段階でデモ環境を作って完成イメージを確かめられることや、標準機能で対応できる部分とカスタマイズが必要な部分を切り分けて提案することが案内されています。公式ページでは、Salesforceの基本機能についての問い合わせサポートは無償、カスタマイズ部分の保守は別途見積もりとされています。

定着化については、活用が進まない企業向けの伴走支援サービスを用意しています。ただし、このサービスの対象は有償のプレミアサクセスプランを契約している企業とされているため、利用を考える場合は条件を事前に確認しておきましょう。他社から導入した企業も利用できると案内されています。

NTTデータ

NTTデータは、Salesforceの製品を活用するためのコンサルティング、導入、定着化支援を提供している会社です。公式ページでは、営業・サービス・マーケティング領域の製品に加えて、Tableau、MuleSoft、Slackなど幅広い製品を扱っていることが紹介されています。複数の製品を組み合わせた大規模な導入や展開を考える企業が検討しやすい会社です。

NTTデータ公式サイトに掲載されている紹介画像(og:image)

画像出典:株式会社NTTデータ 公式サイト掲載画像(https://www.nttdata.com/jp/ja/lineup/salesforce)|取得日:2026-10-30

導入後の定着化では、活用状況を分析するヘルスチェックから始め、施策の検討と実行まで支援するサービスを案内しています。公式ページによると、2025年4月には5,000人規模の体制となる拠点を開設したとされ、Salesforceのパートナー表彰を2021年度から4年連続で受賞したことも掲載されています。

大規模な体制を持つ一方で、少人数の部署だけで小さく始めたいといった案件で、どこまでの支援を受けられるかは相談の段階で確認しておくと安心です。

koujitsu(本記事の運営会社)

koujitsuは、本記事を運営している株式会社koujitsuです。SFA導入支援/運用代行サービスでは、Salesforce、HubSpotをはじめとする各種SFAに対応し、営業プロセスの整理と標準化、項目設計と入力ルールの見直し、ダッシュボードによるKPIの見える化を支援しています。入れたSFAを、営業の成果につながる道具として使える状態にしたい企業に向いています。

koujitsu公式サイトに掲載されている紹介画像(og:image)

画像出典:株式会社koujitsu 公式サイト掲載画像(https://koujitsu.co.jp/)|取得日:2026-10-30

マーケティング支援会社として、SFAだけでなく顧客管理やMAとのつながりまで含めて設計できるのが特徴です。CRMの設計はCRM導入支援・運用代行サービス、Account Engagement(旧Pardot)などを使ったリード育成はMA導入支援・運用代行サービスで支援しています。運用マニュアルの作成や研修、既存のSFAの改善だけの依頼にも対応しています。

公式サイトでは累計1,800社以上の支援実績を掲載しています。料金は公開していないため、目的と範囲をうかがったうえで個別にご提案しています。一方で、基幹システムとの大規模な連携や作り込みの開発が中心になる案件では、開発体制を持つITサービス企業もあわせて比較することをおすすめします。

Salesforceを入れたものの入力が定着しない、データが会議で使われていないといったお悩みはありませんか。koujitsuでは入力ルールとダッシュボードの見直しから相談を受け付けています。
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Salesforce導入支援会社の選び方

導入支援会社を選ぶときは、知名度や会社の規模よりも、自社が頼みたい範囲と、その会社の得意な段階が合っているかを基準にするのが基本です。ここでは、比較の段階で確認しておきたい5つのポイントを紹介します。

頼みたい範囲と得意な段階が合っているか

最初に、導入前の検討、構築と移行、定着と運用のうち、どの段階を外部に頼みたいのかを決めておきます。構築だけを頼むのか、稼働後の定着まで見てほしいのかで、合う会社は変わります。

たとえば、要件定義や開発が中心ならシステム開発の体制を持つ会社、営業のやり方や入力ルールづくりから見直したいなら営業やマーケティングの運用に強い会社が候補になります。インサイドセールスの立ち上げとあわせてSFAを整えたい場合は、インサイドセールスの立ち上げ方で紹介しているように、引き渡しの基準や記録のルールまで一緒に決められる会社を選ぶと進めやすくなります。

使いたい製品に対応しているか

Salesforceには、営業向け、カスタマーサービス向け、マーケティング向けなど複数の製品があります。自社が使う予定の製品や、連携したいツールに対応した経験があるかを確認しましょう。

営業管理だけでなく、メール配信やリードの点数づけまで行いたい場合は、Account Engagementなどのマーケティング製品の経験も必要です。他のツールとの比較も含めて検討したい場合は、HubSpotの使い方を紹介したHubSpotの使い方の解説記事や、HubSpot導入支援/運用代行サービスも参考になります。

実績と担当者の経験を確認する

公式サイトに掲載されている導入実績の数は、会社の経験の目安になります。ただし、自社と同じくらいの規模や業種で、似た課題を解決した経験があるかのほうが、成果を予想するうえでは重要です。

事例を聞くときは、どの製品を使い、どんな課題に対して何を設定し、稼働後にどう定着させたのかまで確認すると、自社への当てはまりを判断できます。あわせて、実際に担当する人がSalesforceの認定資格を持っているか、どのくらいの経験があるかも聞いておくと安心です。

内製化への姿勢と稼働後の体制を確認する

Salesforceは、運用しながら項目やレポートを少しずつ変えていくツールです。外部に任せきりにすると、小さな変更のたびに依頼が必要になり、時間も費用もかかります。社内で管理者を育て、自分たちで変更できる状態を目指す支援をしてくれるかを確認しておきましょう。

稼働後の問い合わせ窓口、変更依頼の受け方、定期的な振り返りの有無も比べておきたい項目です。社内に管理者を置くのが難しい場合は、運用代行を続けて頼めるかどうかも確認しておくと、稼働後に困りにくくなります。

見積もりの内訳と契約条件を確認する

見積もりを比べるときは、合計金額だけでなく、要件定義、構築、データ移行、開発、研修、保守がそれぞれどこまで含まれているかを確認しましょう。同じ金額でも、含まれる作業の範囲が違えば比べられません。

仕様が途中で変わったときの扱い、追加作業の費用の決め方、契約の形(作業の完了に対して払うのか、期間と工数に対して払うのか)も、後からもめやすい点です。依頼内容をまとめた資料を複数社に同じように渡すと、条件をそろえて比べやすくなります。

Salesforce導入にかかる費用の考え方

Salesforceの導入費用は、Salesforce社に払うライセンス料と、導入支援会社に払う支援費用に分けて考えると整理しやすくなります。ライセンス料は公式サイトで価格が公開されていますが、支援費用は依頼内容ごとの見積もりになります。

ライセンス料は公式の価格表で確認する

Salesforce公式の中小企業向けの導入解説ページには、次のような価格が掲載されています(Salesforce公式 中小企業向けSalesforce導入の解説ページ、2026年10月30日確認)。価格は1ユーザーあたりの月額(税抜)で、製品やプラン、契約の条件によって変わるため、実際に契約する前には必ず公式サイトや営業担当で最新の情報を確認してください。

プラン 1ユーザーあたりの価格(税抜・月額) 補足
Free Suite 0円 最大2ユーザー
Starter Suite 3,000円 小規模での利用向け
Pro Suite 12,000円 年払いのみ
Enterprise 21,000円 年間契約
Unlimited 42,000円 年間契約

同じページでは、30日間の無料トライアルがあることや、標準のサポートであるStandard Success Planは無料、より手厚いPremier Success Planはライセンス料の30%と案内されています。ライセンス料は利用人数に比例して増えるため、最初に使う人数と、1年後に増える人数を見込んで計算しておきましょう。

導入支援の費用は範囲で変わる

導入支援の費用は、今回確認した4社の公式ページではいずれも料金表が公開されておらず、見積もりで決まる形でした。費用を左右するのは、対象の製品と利用人数、移行するデータの量、他システムとの連携や開発の有無、研修の回数、稼働後の保守や運用代行の範囲です。

見積もりの金額を抑えたい場合は、標準機能でできることを優先し、最初は一つの部署や一つの業務から小さく始める方法があります。Salesforce公式の導入解説ページでも、1部署から小さく始めて段階的に全社へ広げる進め方が紹介されています。最初から全部を作り込まず、使いながら必要なものを足していくほうが、使われない機能に費用をかけずに済みます。

導入支援を依頼する流れと事前に準備すること

導入支援会社への依頼は、目的と範囲を社内で整理してから、複数社に同じ条件で相談する流れで進めると比較しやすくなります。ここでは、相談前に準備しておきたいことと、依頼後の進め方を紹介します。

目的と困りごとを言葉にしておく

相談の前に、Salesforceで解決したいことを具体的にしておきます。「案件の進み具合が見えない」「担当者が辞めると顧客の情報が残らない」「マーケティングから渡したリードがどうなったか分からない」など、今困っていることを現場の言葉で書き出すと、支援会社も提案を考えやすくなります。

あわせて、商談数、受注率、失注の理由など、導入後に見たい数字も決めておきましょう。見たい数字が決まると、どの項目を入力してもらう必要があるかが逆算できます。営業とマーケティングの役割分担から見直したい場合は、BtoBマーケティング代行サービスのように、集客から商談化までの流れを一緒に整理できる支援もあります。

社内の担当者と決める人を決める

Salesforceの導入は、支援会社に任せれば終わるものではありません。Salesforce公式の導入解説ページでも、プロジェクトの責任者、管理者、各部門の代表、経営層のスポンサーで体制を組むことが手順の一つとして挙げられています。社内で窓口になる人と、最終的に決める人をはっきりさせておくと、打ち合わせのたびに話が止まることを防げます。

特に、営業の現場で日々入力する人の意見を早い段階で聞いておくことが大切です。現場が使いにくいと感じる画面のまま稼働すると、入力されずに定着しません。各部門の代表を打ち合わせに入れておくと、稼働後の不満を減らせます。

既存のデータと使っているツールを洗い出す

Excelや名刺管理ツール、他の顧客管理ツールなど、今どこに顧客や案件の情報があるかを洗い出しておきます。データの量と、重複や表記ゆれの状態によって、移行の作業量が大きく変わるためです。

メール配信ツールや会計システムなど、Salesforceとつなぎたいツールも一覧にしておきましょう。つなぎたいツールが多いほど、技術面の支援が必要になります。こうした情報を最初の相談で共有できると、見積もりの精度が上がり、後からの追加費用も起きにくくなります。

目的の整理やデータの洗い出しから手伝ってほしいという方もお気軽にご相談ください。営業の流れとSFAの使い方をセットで見直し、無理なく続けられる運用を一緒に考えます。
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導入しても定着しない原因と対策

Salesforceの導入でよくある悩みは、稼働したのに入力されず、データが使われないことです。原因の多くは、ツールの機能ではなく、運用のルールや進め方にあります。支援会社を選ぶ前に、よくある原因を知っておくと、どんな支援が必要かを判断しやすくなります。

項目が多すぎて入力が負担になる

導入の打ち合わせで「あれも管理したい、これも記録したい」と項目を増やすと、営業担当者の入力の手間が大きくなります。本当に会議や判断で使う項目だけに絞ることが、入力を続けてもらうための基本です。

最初は必須の項目を少なくし、運用しながら必要なものを追加していくほうが定着しやすくなります。項目を増やすときは、その情報を誰が何に使うのかを決めてから追加するようにしましょう。

入力のルールと定義がそろっていない

商談のフェーズの意味や、どのタイミングで何を入力するかが人によって違うと、集計した数字が信用できなくなります。フェーズの定義、入力のタイミング、必須の項目を文書にして共有することで、データの質がそろいます。

ルールを作ったら、マニュアルや研修で現場に伝え、最初の数週間は入力状況を確認して声をかけることも大切です。ルールが現場に合わない場合は、使いながら見直していきます。

データが会議や判断に使われていない

入力したデータが誰にも見られていないと、現場は入力する意味を感じられません。ダッシュボードを営業会議で使い、数字をもとに話す場をつくると、入力することが自分たちの役に立つと感じてもらいやすくなります。

管理する側が見たい数字だけでなく、営業担当者自身が自分の案件の状況を把握しやすい画面を用意することもポイントです。入力が自分の仕事を楽にすると実感できれば、定着は進みやすくなります。

まとめ

Salesforceの導入支援は、導入前の検討、構築とデータ移行、稼働後の定着と運用の3つの段階に分けて考えると、何を頼むべきかが見えてきます。標準機能で小さく始めるなら自社で進めることもできますが、開発や他システムとの連携、大量のデータ移行がある場合や、現場の定着に不安がある場合は、支援を受けたほうが安全です。

今回比べた4社も、検討段階からの計画的な導入、購入から保守までの一貫対応、大規模で幅広い製品への対応、営業プロセスと定着の支援と、得意なところがそれぞれ違います。自社がつまずきそうな段階と頼みたい範囲を決め、同じ条件で見積もりと支援内容を比べることで、自社に合った依頼先を選びやすくなります。

Salesforceを営業の成果につながる形で使いたい方は、koujitsuにお問い合わせください。累計1,800社以上の支援経験をもとに、営業の進め方とSFAの運用を一緒に整えます。
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