Google広告の始め方|アカウント作成から審査・配信開始までの手順と注意点
Google広告を始めてみたいけれど、何から手をつければいいのか分からない。アカウントを作る画面まで進んだものの、目標や予算、支払い方法の入力で手が止まってしまった。そんな声はよく聞きます。Google広告は思い立ったその日に申し込める一方で、最初の設定の中には後から変えられない項目もあります。
この記事では、Google 広告ヘルプなどGoogleの公式情報で確認できた内容をもとに、始める前の準備、アカウント作成、支払い、最初の検索キャンペーンの作り方、審査、配信後に見るポイントまでを順番に整理します(公式情報の確認日:2026年11月2日)。最初は検索キャンペーンを1つ、小さく正しく始めることを目安に読み進めてみてください。
Google広告をこれから始める方、設定に不安がある方はkoujitsuにご相談ください。アカウントの開設から最初のキャンペーン設計まで、目的に合わせて一緒に進めます。
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| 確認したい ポイント |
結論 | 詳細 |
| Google広告の始め方の流れは? | 準備→アカウント作成→キャンペーン→審査 | 目的と予算、リンク先ページを決めてからアカウントを作り、支払い情報を登録。検索キャンペーンを作って審査を通過すると配信が始まる。 |
| 支払い方法と請求のタイミングは? | 日本では後払いが基本 | 公式ヘルプでは日本は前払いを利用できない国に含まれる。後払いは費用が基準額に達したときか毎月1日に自動で請求される。 |
| 広告の審査にかかる時間は? | ほとんどは1営業日以内 | 広告を作成・編集すると自動で審査が始まる。内容によっては長くかかることもあり、不承認なら修正か再審査の請求を行う。 |
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無料で相談するGoogle広告の始め方は5つのステップで考える
Google広告の始め方は、大きく準備、アカウント作成と支払い登録、キャンペーン作成、成果の計測、審査と配信開始の5つのステップに分けると整理しやすくなります。Googleのヘルプでも、利用開始に必要な手順として、ビジネス情報の追加、キャンペーンの目標と予算の選択、お支払い情報の入力の3つが挙げられています(Google 広告ヘルプ「Google 広告アカウントを作成する: ご登録方法」)。
アカウントの登録自体は画面の案内に沿って入力すれば進められますが、目標や予算、リンク先のページが決まっていないと、入力の途中で迷ったり、配信後に成果を判断できなかったりします。そのため本記事では、登録の前に決めておくことから順に説明します。
| ステップ | やること | この記事の該当箇所 |
| 1. 準備 | 目的・予算・リンク先ページを決める | 始める前に決めておく3つのこと |
| 2. アカウント作成 | ビジネス情報と支払い情報を登録する | アカウントの作成手順、支払い方法と請求のタイミング |
| 3. キャンペーン作成 | 目標、入札、予算、キーワード、広告文を設定する | 最初の検索キャンペーンを作る手順 |
| 4. 計測 | 問い合わせや購入などの成果を測る設定をする | コンバージョン測定を設定する |
| 5. 審査と配信 | 審査を通過すると広告の配信が始まる | 審査と配信開始までの流れ |
アカウント・キャンペーン・広告グループの3層構造
Google広告の設定は、アカウント、キャンペーン、広告グループの3つの階層に分かれています。Googleのヘルプによると、アカウントにはログイン用のメールアドレスとパスワード、お支払い情報を登録し、キャンペーンでは広告予算や広告の掲載先を設定します。広告グループは、テーマが共通する広告とキーワードをまとめる単位です(Google 広告ヘルプ「Google 広告の構成について」)。
たとえば複数のサービスを扱う会社なら、サービスごとにキャンペーンを分けると予算を別々に管理できます。1つのキャンペーンの中では、検索する人の関心ごとに広告グループを分け、それぞれに合う広告文とキーワードを入れるのが基本の考え方です。最初から細かく分けすぎず、自分で管理できる数から始めましょう。
スマートモードと通常の検索キャンペーンの違い
Google広告の公式サイトでは、アカウントの種類として「スマートモード」と「エキスパート モード」の2つが紹介されています(Google 広告公式「Google 広告の始め方と活用方法」)。スマートモードでは、手間を抑えて広告を出せる「スマート アシスト キャンペーン」を作成できます。Googleのヘルプでは、スマート アシスト キャンペーンはスマートモードでのみ作成できると説明されています。
Googleのヘルプでスマート アシスト キャンペーンと検索キャンペーンを比べると、スマート アシストではキーワードのテーマをもとにGoogleのAIがキーワードを作り、レポートも要点を絞ったものになります。一方の検索キャンペーンでは、キーワードやマッチタイプ、広告グループを自分で設定し、検索語句のレベルまで詳しいレポートを確認できます(Google 広告ヘルプ「スマート アシスト キャンペーンを他の Google 広告キャンペーン タイプと比較する」)。どの検索語句で広告が出たかを見ながら改善したい場合は、通常の検索キャンペーンを選ぶと進めやすくなります。
Google広告を始める前に決めておく3つのこと
アカウントを作る前に、広告の目的、使える予算、広告をクリックした人に見せるページの3つを決めておきましょう。この3つは、キャンペーンの目標や入札の方法、予算の入力に直接つながります。先に決めておくと設定の途中で迷いにくくなり、配信後に「うまくいっているのか」を判断する基準にもなります。
広告の目的と成果の定義
最初に決めるのは、広告で何を増やしたいかです。問い合わせ、資料請求、商品の購入、来店予約など、自社にとっての成果を1つに絞って言葉にしておくと、その後の設定がぶれにくくなります。Googleの検索キャンペーンでは、販売促進、見込み顧客の獲得、ウェブサイトのトラフィックといった目標を選んで作成を始めます。
成果をはっきりさせておくと、1件の成果にいくらまでかけられるかも考えやすくなります。広告費と売上の関係をどう見るかは、ROASの計算式と損益分岐点の考え方の記事で詳しく紹介しています。最初から完璧な数字でなくてもかまいませんが、判断の目安を持っておくことが大切です。
1か月に使える予算の上限
Google広告には決まった月額料金はなく、キャンペーンごとに1日の平均予算を設定します。そのため、先に「1か月にいくらまでなら使えるか」を社内で決めておくことが欠かせません。後ほど説明するとおり、ほとんどのキャンペーンでは1か月の費用の上限が1日の平均予算の30.4倍になるため、月の予算から1日の予算を逆算できます。
予算の考え方や、費用が高くなりやすい条件については、リスティング広告の費用相場と予算の決め方の記事でまとめています。始めたばかりの時期は成果が安定しにくいため、検証にあてる期間と、見直しの判断をする時期もあわせて決めておくと安心です。
広告のリンク先ページ
広告をクリックした人が最初に見るページ(リンク先ページ、ランディングページ)も、配信前に用意しておきます。広告文で伝えた内容と、リンク先ページの内容がそろっていることが、問い合わせや購入につなげるための前提です。トップページに飛ばすより、広告の内容に合ったページを用意したほうが、読む人が迷いにくくなります。
Googleの広告ポリシーでも、作成中のサイトや主要なブラウザで表示できないサイトなどは、リンク先の要件を満たさない例として挙げられています。公開前の状態のページで配信を始めないよう注意しましょう。ページの構成に迷う場合はLP構成の基本と作り方の手順を参考にしてください。
Google広告アカウントの作成手順
準備ができたら、Google広告のアカウントを作成します。手順はGoogleアカウントでログイン、ビジネス情報の入力、キャンペーンの作成または省略、お支払い情報の登録の流れです。ここでは、公式ヘルプ「Google 広告アカウントを作成する: ご登録方法」の内容(2026年11月2日確認)をもとに、入力時の注意点も含めて説明します。
Googleアカウントでログインしてビジネス情報を入力する
Google広告の公式サイトにアクセスし、広告の管理に使うGoogleアカウントでログインします。Googleアカウントがない場合は新しく作成します。会社で使う場合は、担当者個人ではなく、会社として管理できるアカウントで登録すると、担当者が変わったときにも引き継ぎがしやすくなります。
登録を始めると、ビジネス名とウェブサイトのURLの入力を求められます。ヘルプによると、ここで入力した情報は後の設定に自動で反映され、キャンペーンの設定が速くなります。YouTubeチャンネルやGoogleビジネスプロフィールなどをこの段階でリンクすると、キーワードや広告見出しの候補が提案される仕組みもあります。
キャンペーンを作らずにアカウントだけ作成することもできる
登録の流れの中では、続けて最初のキャンペーンを作る画面に進みます。ただし、ヘルプではこのステップでキャンペーンを作成せずにアカウントだけを作ることもできると説明されています。目標やキーワードがまだ固まっていない場合は、先にアカウントだけを作り、準備が整ってからキャンペーンを作る方法も選べます。
アカウントを作った後は、他のユーザーを招待してアカウントを共有することもできます。社内の複数人で確認したい場合や、外部の運用会社に作業を依頼する場合に使う機能です。招待する相手と権限は、必要な範囲にとどめておきましょう。
請求先の国・タイムゾーン・通貨は慎重に選ぶ
お支払い情報の画面では、請求先住所の国または地域と、タイムゾーンを選びます。ヘルプによると、国または地域の選択によって、利用できるお支払い方法と通貨が決まります。タイムゾーンはレポートやパフォーマンスデータ、支払いのタイミングの基準になるため、慎重に選ぶよう案内されています。
特に注意したいのは、通常のアカウントでは、タイムゾーンと通貨は設定時に一度だけ決め、後から更新できない点です。Googleのヘルプでは、別のタイムゾーンや通貨で管理したい場合は新しいアカウントを開設する必要があると説明されています(Google 広告ヘルプ「言語、数値の形式、タイムゾーン、通貨の設定について」)。日本国内向けに広告を出す場合は、日本のタイムゾーンと日本円になっているかを送信前に確認しましょう。
お支払い情報を登録して送信する
続いて、お支払いプロファイルを選ぶか新しく作成します。ヘルプによると、アカウントの種類はデフォルトで「組織」になっており、国の税制に応じて「個人」に変更できます。会社として広告を出すなら「組織」、個人として出すなら「個人」を選び、名称や住所を正しく入力します。
その後、クレジットカードなどのお支払い方法を入力し、「送信」を選ぶとキャンペーンの作成とアカウントの設定が完了します。ヘルプでは、カードに一時的な請求が表示されることがあり、通常は1週間以内に取り消されること、登録時に少額の前払いを求められる場合があることも案内されています。明細に見慣れない表示が出ても、慌てずに確認しましょう。
アカウントの作り方や初期設定に不安がある方は、koujitsuにご相談ください。アカウントの開設から、最初のキャンペーンの設計まで一緒に進めます。
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Google広告の支払い方法と請求のタイミング
Google広告の支払いは、登録したお支払い方法に、配信した分の費用が後から請求される形が日本では基本になります。ここでは、お支払い設定の種類と請求のタイミング、予算と実際の請求額の関係を、Google 広告ヘルプの内容(2026年11月2日確認)をもとに整理します。
日本では後払い(自動支払い)が基本
Google 広告ヘルプでは、お支払い設定として、広告の掲載後に自動で請求される後払い(旧称:自動支払い)、掲載前に入金しておく前払い(旧称:手動支払い)、利用限度額の範囲で毎月請求書が届く毎月の請求書発行が説明されています(Google 広告ヘルプ「Google 広告のお支払い設定について」)。
このうち前払いについては、ヘルプの「前払いを利用できない国と地域」の一覧に日本が含まれています(Google 広告ヘルプ「手動支払い」)。毎月の請求書発行は一定の要件を満たした広告主が対象なので、これから始める場合は後払いを前提に準備しておくとよいでしょう。利用できるお支払い方法は請求先の国や通貨で変わるため、登録画面に表示される選択肢を確認してください。
請求されるタイミング
後払いでは、費用が「お支払い基準額」に達したとき、または毎月1日に、登録したお支払い方法へ自動で請求されます(Google 広告ヘルプ「自動支払い」)。お支払い基準額は自動で引き上げられることがあり、現在の基準額は管理画面の「料金概要」のページで確認できます。
費用が短い期間で増えた場合は、1か月の間に複数回請求されることもあります。経理の締めや請求書の処理に合わせて、いつ、いくら請求されたかを毎月確認する流れを作っておくと、社内の手続きがスムーズになります。
予算と請求額の上限
1日の平均予算を設定すると、Googleはクリックやコンバージョンを得やすい日に合わせて日ごとの費用を調整します。ヘルプによると、ほとんどのキャンペーンでは、1日の費用の上限は1日の平均予算の2倍、1か月の費用の上限は1日の平均予算の30.4倍です(Google 広告ヘルプ「1 日の平均予算について」)。
たとえば1日の平均予算を3,000円にすると、ある日の費用が3,000円を超えることはあっても、ほとんどのキャンペーンでは1か月の請求額は91,200円(3,000円×30.4)までです。Google 広告ヘルプ「費用の上限について」では、上限を超えて配信された分はGoogleが負担し、請求額は上限までになると説明されています。月の途中で予算を変えると、残りの期間の上限が計算し直される点も覚えておきましょう。
最初の検索キャンペーンを作る手順
アカウントができたら、最初のキャンペーンを作ります。初めての場合は、検索している人に広告を出せる「検索キャンペーン」から始めるのがおすすめです。検索キャンペーンは、商品やサービスを探している人が検索した言葉に合わせて広告を表示するため、問い合わせや購入につながりやすい人に届けやすいのが特徴です。
ここでは、Google 広告ヘルプの手順(2026年11月2日確認)に沿って、設定する項目を順に紹介します(Google 広告ヘルプ「検索キャンペーンを作成する」)。画面の文言は変わることがあるため、実際の画面とあわせて確認しながら進めてください。
目標とキャンペーンタイプを選ぶ
最初に、キャンペーンの目標を選びます。ヘルプでは、販売促進、見込み顧客の獲得、ウェブサイトのトラフィックのいずれかを選ぶか、目標を指定せずに作成できると説明されています。続いてキャンペーンタイプで「検索」を選びます。検索キャンペーンには少なくとも1つのコンバージョン目標が必要とされているため、何を成果として数えるかもここで設定します。
入札戦略を決める
入札戦略は、広告をどのような成果に向けて配信するかを決める設定です。ヘルプによると、目標に応じてコンバージョン数、クリック数、コンバージョン値、インプレッション シェアのいずれかを重視して入札を設定できます。問い合わせや購入を増やしたい場合はコンバージョンを重視する設定が基本ですが、その前提として成果を正しく計測できていることが必要です。
計測の準備がまだ整っていない場合は、まずクリック数を重視する設定でサイトへの訪問を集め、計測ができてからコンバージョン重視に切り替えるという進め方もあります。どちらを選ぶかは、目的と計測の状況に合わせて決めましょう。
掲載先のネットワーク・地域・言語を設定する
次に、広告を出す場所と相手を決めます。検索キャンペーンでは、「Google 検索パートナーを含める」をオンにするとGoogle以外の検索サイトにも、「ディスプレイ ネットワーク」をオンにすると検索以外のウェブサイトにも広告が表示されることがあります。最初は掲載先を広げすぎず、成果を見ながら判断すると、費用の使われ方を把握しやすくなります。
地域では、広告を出したい地域と除外したい地域を指定できます。店舗や商圏が限られる場合は、対象の地域に絞るだけで無駄な配信を減らせます。言語は、広告を見てほしい人が使っている言語を選びます。
予算を設定する
予算は、1日の平均予算か、キャンペーン期間全体の合計予算のどちらかで設定します。ヘルプによると、合計予算を使う場合は開始日と終了日の指定が必要です。継続して配信する場合は、月の予算を30.4で割った金額を1日の平均予算にすると、月の上限と社内の予算をそろえやすくなります。
予算と入札単価は後からいつでも変更できます。ただし、毎日のように大きく変えると、成果が良くなったのか悪くなったのかを判断しにくくなります。始めたばかりの時期は、決めた検証期間のあいだはなるべく同じ条件で様子を見るのがおすすめです。
キーワードとマッチタイプを設定する
広告グループには、広告を出したい検索語句に近いキーワードを登録します。キーワードには、どの程度の検索に広告を出すかを決める「マッチタイプ」があり、記号の付け方で広告が表示される範囲が変わります(Google 広告ヘルプ「キーワードのマッチタイプについて」)。
| マッチタイプ | 入力のしかた | 広告が表示される範囲 |
| インテント マッチ(部分一致) | キーワードをそのまま入力する | キーワードに関連する検索。キーワードの語句を含まない検索も対象。すべてのキーワードのデフォルト |
| フレーズ一致 | 二重引用符で囲む(例:”テニス シューズ”) | キーワードと同じ意味の検索。キーワードより具体的な検索も対象 |
| 完全一致 | 角かっこで囲む(例:[赤いシューズ]) | キーワードとまったく同じ意味・意図の検索だけ |
あわせて、広告を出したくない語句は除外キーワードに登録します。ヘルプでは、野球帽を扱っていない帽子店が野球帽に関する語句を除外する例が紹介されています。成果につながらない検索を最初から除いておくと、限られた予算を必要な検索に回せます。キーワードの候補は、Google広告の管理画面から使えるキーワードプランナーで調べられます(Google 広告公式「Google 広告を始める 10 のステップ」)。
どの言葉を選ぶかの考え方は、SEO向けの記事ではありますがキーワード選定のやり方と優先順位の決め方も参考になります。検索する人の目的を考え、自社の商品やサービスで応えられる言葉から選ぶのが基本です。最初は登録するキーワードを絞り、配信の結果を見ながら増やしていくと管理しやすくなります。
広告文(レスポンシブ検索広告)を作る
検索キャンペーンの広告は、レスポンシブ検索広告という形式で作ります。Googleのヘルプによると、見出しは最低3個・最大15個、説明文は最低2個・最大4個まで登録でき、見出しは半角30文字、説明文は半角90文字までです。日本語などの全角文字は1文字を半角2文字分として数えます(Google 広告ヘルプ「レスポンシブ検索広告について」)。
登録した見出しと説明文は、Googleが組み合わせや順番を変えて表示し、検索語句に合った組み合わせを時間をかけて見つけていきます。そのため、同じ意味の文を並べるより、商品の特徴、価格や条件、実績、申し込みのしやすさなど、異なる切り口の見出しを用意するのがポイントです。ヘルプでは、広告グループごとに複数のレスポンシブ検索広告を設定することも推奨されています。
内容を確認して公開する
すべての設定が終わると、確認のページが表示されます。ヘルプによると、ここでは請求の問題、キーワードや広告の不足、無効な最終ページURLなどを修正できます。公開前に、リンク先URL、地域、予算の3点は必ず見直しておくと、思わぬ配信や費用の発生を防げます。準備が整ったら「公開」を選び、広告の審査に進みます。
キーワードや広告文の作り方、予算の配分に迷ったら、koujitsuにご相談ください。目的に合わせて、最初の検索キャンペーンの設計から一緒に考えます。
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コンバージョン測定を設定する
広告を出し始める前に、問い合わせや購入などの成果を測る「コンバージョン測定」を設定しておきましょう。Googleのヘルプでは、コンバージョンを購入や登録、電話での問い合わせなど、広告主にとって価値のあるユーザーの行動と説明しています。成果を測れていないと、どの広告やキーワードが役に立っているのかを判断できません。
ヘルプによると、測定できるコンバージョンには、ウェブサイト、アプリ、通話、オフラインの4つの種類があります。ウェブサイトでの成果を測る場合は、Googleアナリティクス、Googleタグ、またはその両方をデータソースとして追加し、そこからコンバージョン アクションを作ります(Google 広告ヘルプ「コンバージョン測定について」)。
コンバージョン アクションには、入札に使う「メイン」と、確認だけに使う「サブ」の区別があり、正しく設定することが大切だと案内されています。たとえば問い合わせの完了をメインにし、資料のダウンロードをサブにするなど、何を最も重視するかを決めておきましょう。Googleアナリティクスの設定や数値の見方は、GA4の使い方と初期設定で紹介しています。
Google広告の審査と配信開始までの流れ
キャンペーンを公開すると、広告の審査が始まります。審査を通過して初めて広告が配信されるため、審査の流れと、通らなかったときの対応を知っておくと落ち着いて進められます。ここでは、Google 広告ヘルプの内容(2026年11月2日確認)をもとに説明します。
審査の流れと期間
Googleのヘルプによると、広告やアセットを作成・編集すると審査が自動的に始まり、その間は「審査中」のステータスになります。審査の対象は、広告の見出しや説明文、キーワード、リンク先、画像や動画などです。審査はほとんどの場合1営業日以内に完了しますが、内容によってはさらに時間がかかることもあります(Google 広告ヘルプ「広告の審査プロセスについて」)。
審査中に広告を何度も編集すると、審査がはじめからやり直しになり、配信開始が遅れる可能性があります。公開前に内容をよく確認しておき、審査中は必要以上に手を加えないようにしましょう。審査を通過するとステータスが「有効」に変わり、掲載が始まります。
不承認になったときの対応
ポリシーに違反していると判断された広告は「不承認」となり、どこにも掲載されません。その場合は違反の内容と対応方法が通知されるので、指摘された箇所を修正するか、判断に納得できない場合は再審査を請求するという流れになります。
Googleの広告ポリシーは、禁止コンテンツ、禁止されている行為、制限されているコンテンツと機能、編集基準と技術要件の4つに大きく分かれています(Google 広告ポリシー ヘルプ「Google 広告のポリシー」)。記号を必要以上に使った表現や、表示URLと実際のリンク先が一致しない広告なども対象になるため、広告文を作る段階で一度目を通しておくと安心です。金融や医療など、条件付きで宣伝が認められている分野では特に注意が必要です。
広告主の適格性確認を求められたら
Google広告には、広告主の信頼性と透明性を高めるための「広告主様の適格性確認」という手続きがあります。ヘルプによると、段階的な導入により最終的にはすべての広告主が対象になり、対象になるとアカウント内の通知やメールで知らされます。指定された期限までに確認を完了しないと、広告が制限されたりアカウントが一時停止されたりすることがあるため、通知が来たら早めに対応しましょう(Google 広告ポリシー ヘルプ「広告主様の適格性確認」)。
日本の組織の場合、会社の登記簿などの登録書類と、正式な代表者の写真付き身分証明書が求められます。個人事業主は、個人事業の開業・廃業等届出書を送ることで組織として確認を受けられると案内されています(Google 広告ポリシー ヘルプ「広告主様の適格性確認に必要な書類の要件 – 日本」)。確認した情報の一部は広告の透明性に関するページなどに表示されるので、正式名称や所在地を正しく登録しておくことも大切です。
審査で不承認になった、配信は始まったが成果が見えないといったお悩みは、koujitsuにご相談ください。広告文とリンク先のページの両方から見直しを進めます。
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配信を始めた後に最初に確認するポイント
広告の配信が始まったら、まずは想定どおりの検索で、想定どおりの費用で広告が出ているかを確認します。始めたばかりの時期は、細かい数字の上下に一喜一憂するより、設定のミスや無駄な配信がないかを見ることが優先です。ここでは、配信後の最初の数週間で確認したいポイントを紹介します。
どんな検索語句で広告が表示されたか
検索キャンペーンでは、実際にどの検索語句で広告が表示され、クリックされたかを確認できます。登録したキーワードとは関係の薄い検索で費用が使われていないかを見て、不要な語句は除外キーワードに追加しましょう。反対に、成果につながっている語句が見つかれば、キーワードとして登録し、その語句に合わせた広告文を用意することも検討します。
費用と成果のバランス
次に、使った費用に対してどれだけ成果が出ているかを確認します。1件の成果にかかった費用(獲得単価)が、事前に決めた目安に収まっているかが判断の基準です。成果の数が少ないうちは数字がぶれやすいため、ある程度の期間と件数がたまってから判断するようにしましょう。
予算を使い切る前に配信が止まっている、反対に予算がほとんど使われていないといった場合は、入札や地域、キーワードの設定を見直します。費用の上限の仕組みを理解しておくと、日ごとの費用の変動に慌てずにすみます。
リンク先ページでの行動
クリックは集まっているのに成果が出ない場合は、広告ではなくリンク先のページに課題があることも少なくありません。広告文で約束した内容が、ページの最初の画面で伝わっているか、申し込みまでの手順がわかりやすいかを見直しましょう。Googleアナリティクスでページ内の行動を確認すると、どこで離脱しているかの手がかりがつかめます。
ページの改善まで手が回らない場合は、広告とページをまとめて見直せる体制を検討するのも一つの方法です。koujitsuではLP(ランディングページ)制作代行も行っており、広告運用と連携した設計や、公開後の改善に対応しています。
自社で始めるか、運用代行に相談するか
Google広告は自社だけでも始められます。小さな予算で試しながら仕組みを理解したい場合は、まず自社で1つのキャンペーンを動かしてみることにも十分な価値があります。一方で、担当者が他の業務と兼務している、計測やページの改善まで手が回らないという場合は、外部に相談する選択肢もあります。
Googleの公式サイトでは、広告の設定や予算について相談できるサポートの窓口も案内されています。そのうえで、キーワードや広告文の設計、リンク先ページの改善、成果の分析までを継続して任せたい場合は、運用代行会社への依頼が候補になります。代行の業務範囲や費用の仕組みは、広告運用代行の費用の仕組みと会社の選び方で整理しています。
依頼先を比べるときは、手数料の金額だけでなく、対応する範囲や担当の体制、アカウントの権限の扱いまで確認することが大切です。確認しておきたい項目はリスティング広告代理店の選び方と契約前の確認事項にまとめています。
koujitsuのリスティング広告運用代行では、Google広告とYahoo!広告を対象に、広告戦略とKPIの設計、キーワード設計と広告文の作成、アカウントの構築と配信設定、入札の調整、LPの改善、効果測定までを一貫して支援しています。広告とLPをセットで設計し、問い合わせにつながる状態をつくることを大切にしており、アカウントをまだ持っていない段階での開設支援にも対応しています。
まとめ
Google広告の始め方は、目的・予算・リンク先ページを決める準備から始まり、アカウント作成と支払い情報の登録、検索キャンペーンの作成、コンバージョン測定の設定、審査を経て配信開始という流れで進みます。タイムゾーンや通貨のように後から変えられない項目もあるため、登録の前に一度確認しておくことが、スムーズに始めるためのポイントです。
配信を始めた後は、検索語句、費用と成果のバランス、リンク先ページでの行動を順に確認し、少しずつ改善を重ねていきましょう。最初から大きな成果を狙うより、小さく始めて正しく測り、分かったことを次の設定に生かすほうが、結果として無駄の少ない運用につながります。
Google広告をこれから始めたい方、始めたものの手応えがない方は、koujitsuにご相談ください。累計1,800社以上の支援実績をもとに、目的に合った始め方と改善の進め方を一緒に考えます。
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